2011年11月8日火曜日

ロールプレイヤーの楽園―序

10月は更新することができなかったが、いよいよ このブログを立ち上げた動機となった、Second Life内での"ものづくり"、"買い物"、"カネ稼ぎ"以外の大きな楽しみとなる"ロールプレイ"について語っていきたい。書きたいことが多すぎて、話をうまくまとめられるとは到底思えない。何度かロールプレイ関係の記事は書き直しや分割を行うことになるだろう。また、このトピックスに関しては、実際の現役ロールプレイヤーである筆者の友人知人の協力を得て記事を作成していく。

ロールプレイ(ロールプレイング)そのものについては、説明をしたほうがいいのだろうか。ルールに基づいたなりきりである、と説明するのはあまりに乱暴だろうか。Second Lifeで体験するロールプレイング(こちらの表記のほうが正しいのだろうが、以下ロールプレイと記す)とは、コンピュータロールプレイングゲーム(CRPG)や、髪の逆立ったモノのわからん少年が世界を救うような筋書きを往くいわゆるJRPGでもない、テーブルトークRPG(TRPG)に非常に近いものとなる。これは英語ではtabletop RPGや pen and paper(PnP) RPGのような表現をするが、このブログは対象読者を日本人としているため、今後もテーブルトークRPGと表記する。

SLには、多数のロールプレイエリアが存在する。Dungeons & Dragonsや The Lord of the Rings(指輪物語)の世界のようなハイファンタジー、サイバー化した人々が輝く街を闊歩するSF、マッドマックスや北斗の拳、FallOutのような、荒廃した世界を描くpost-apocalyptic(終末モノ)、性とバイオレンスを表現するGorやsubmissiveものなどなど。最近ではHogwarts; Your Storyというハリー・ポッターの世界観を再現したロールプレイが人気で、ロールプレイに興味がなかった層までを引き込んでいる。残念ながら、日本語環境で快適にロールプレイが楽しめるエリアは殆どないため、SLでロールプレイを本格的に楽しみたいならば、英語でチャットを(たとえできなくても無理やり)してみせる、という気合は最低限必要となる。言葉に問題があるなら、共通語を知らないキャラクターや、言葉を発することができないキャラクター、脳や言語機能、知能にハンディのあるキャラクター、クリーチャー、動物役を務めるなどやりようはいくらでもある。


今後書く予定
大抵の場合、SIM全域を使って、背景世界を再現した景観が作られる。
HUDを使った厳正なるシステム化がなされたものもある。

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