2011年11月8日火曜日

ロールプレイヤーの楽園―序

10月は更新することができなかったが、いよいよ このブログを立ち上げた動機となった、Second Life内での"ものづくり"、"買い物"、"カネ稼ぎ"以外の大きな楽しみとなる"ロールプレイ"について語っていきたい。書きたいことが多すぎて、話をうまくまとめられるとは到底思えない。何度かロールプレイ関係の記事は書き直しや分割を行うことになるだろう。また、このトピックスに関しては、実際の現役ロールプレイヤーである筆者の友人知人の協力を得て記事を作成していく。

ロールプレイ(ロールプレイング)そのものについては、説明をしたほうがいいのだろうか。ルールに基づいたなりきりである、と説明するのはあまりに乱暴だろうか。Second Lifeで体験するロールプレイング(こちらの表記のほうが正しいのだろうが、以下ロールプレイと記す)とは、コンピュータロールプレイングゲーム(CRPG)や、髪の逆立ったモノのわからん少年が世界を救うような筋書きを往くいわゆるJRPGでもない、テーブルトークRPG(TRPG)に非常に近いものとなる。これは英語ではtabletop RPGや pen and paper(PnP) RPGのような表現をするが、このブログは対象読者を日本人としているため、今後もテーブルトークRPGと表記する。

SLには、多数のロールプレイエリアが存在する。Dungeons & Dragonsや The Lord of the Rings(指輪物語)の世界のようなハイファンタジー、サイバー化した人々が輝く街を闊歩するSF、マッドマックスや北斗の拳、FallOutのような、荒廃した世界を描くpost-apocalyptic(終末モノ)、性とバイオレンスを表現するGorやsubmissiveものなどなど。最近ではHogwarts; Your Storyというハリー・ポッターの世界観を再現したロールプレイが人気で、ロールプレイに興味がなかった層までを引き込んでいる。残念ながら、日本語環境で快適にロールプレイが楽しめるエリアは殆どないため、SLでロールプレイを本格的に楽しみたいならば、英語でチャットを(たとえできなくても無理やり)してみせる、という気合は最低限必要となる。言葉に問題があるなら、共通語を知らないキャラクターや、言葉を発することができないキャラクター、脳や言語機能、知能にハンディのあるキャラクター、クリーチャー、動物役を務めるなどやりようはいくらでもある。


今後書く予定
大抵の場合、SIM全域を使って、背景世界を再現した景観が作られる。
HUDを使った厳正なるシステム化がなされたものもある。

2011年9月17日土曜日

mainland/メインランド


mainland/メインランドは、Linden Lab.が最初から用意している公式の土地。現在上図のように9つの大陸が存在する。
1 Sansara 第一のメインランド もっとも古い土地
2 Atoll Sansaraの北部に接続された土地
3 Jeogeot 韓国名のSIMを多く持つ南方大陸
4 Satori 日本名のSIMを多く持つ中央大陸
5 Nautilus 諸島型メインランド
6 Corsica 諸島型メインランド
7 Gaeta V Gaetaシリーズは5まで作成される予定
8 Gaeta I Gaetaシリーズその2
9 Zindra Adult専用領域


関連エントリ:Second Lifeのシステム-土地情報編
関連リンク: メインランド価格および手数料


ずずいとワールドマップをズームアウトして見ると、筆者所有のparcelはGaeta Vにあることがわかった。東の端にぽつりと存在するのは、個人所有の土地。

2011年9月16日金曜日

SECOND LIFEのシステム-土地活用編

すべてをはしょって、あなたはある程度の土地をSecond Life内に持っていることにする。具体例を以って、SL内の土地の説明をしたいからだ。広さは・・・・・・とりあえず筆者が現在住んでいる区画と同じ、2048㎡にしておこう。プレミアムアカウント所有者が、維持費なしで所持し続けられる土地の広さである512㎡(16x32m)の4倍ということになる。土地はメインランドにある。

※メインランドについてはSecond Lifeのシステム-土地情報編 の ■SIMの成り立ち別分類 1)mainland(メインランド) を、広さ別土地の維持費については、公式サイトの メインランド価格および手数料 を参照のこと。


この土地区画(以下、parcel)の広さは先に述べたとおり、2048㎡、たてよこの長さは32mx64m。1SIM(256mx256m=65536㎡)の大きさと比較すると、上図のようになる。緑が所有parcel。赤は他人の所有parcel。黄は現在販売中のparcelとなる。意外と狭い。

2048㎡の土地は、標準で468個のprimitivesを置くことができる。ものづくりとプリムの話題は分けて書きたかったのだが、どうしてもここで触れないわけにはいかなくなった。SLではあらゆるものをユーザーが作成することができる。その"モノ"を構成する最小要素がprimitiveだ。みなprim、プリムと略して呼ぶ。以降このブログでは"プリム"と日本語で呼称する。

プリムはもともとこのような粗末な形をしているが

一部を切り抜いたり傾けたり、BlenderやMayaなど外部で作ったsculptedあるいはmeshのデータを読み込ませることでより複雑、繊細な形を表現することができ

いろいろな形のプリムを組み合わせて、適したテクスチャを貼り付けることで質感すら異なって見えるさまざまなものを作り出すことができるようになる。

さてこの右側オレンジ色の椅子、

カーソルを合わせると Prims: 11 というツールチップが浮かぶ。この椅子は11個のプリムが組み合わせられて作られている。つまり、現在話題としているこのparcelの限界プリム数は468。仮にこの椅子だけで土地を埋め尽くすとするならば、468÷11 = 約42.5 ということで、42個までしか椅子は置けない(前にも触れたがworldに物を現出させる、配置させることは一般にrezと呼ばれる)。これが土地の広さごとのプリム制限となる。限界を超えてrezしようとしたモノは、強制的にインベントリに戻される。そしてその強制的に戻す過程で、不具合を起こして永久に消えたりする。無理なrezは禁物。

そしてここからが肝心、バーチャルワールドSLにおける建築のおもしろさ。地面にしかモノを置いてはいけないというルールはない。アバターが自在に空を飛び、3次元的テレポートも可能とされているSLでは、上空4096mまでは、自由に建築が可能となっているのだ。2048㎡の土地を持っている場合、2040㎡x4096mの広大な3次元空間を建築に利用してよい。プリムが許す限り、高度100mおきに家を建てることだってできる。地上に本宅、空中に別荘と庭園を作るのも自由。地上の景観が見苦しい、隣人の姿が気になる、知らない人が歩いて入ってくるのはうれしくない。そんなさまざまな理由によって、空中に家を構える人も非常に多い。空中の家はskybox、skyhouseなどと呼ばれる。外界よりの視野をさえぎるため、壁で周りを囲んだハコ型の空間が人気だ。

地上3000mの上空に浮かぶ、個人所有のskyboxの例。

次はちゃんとしたものづくり基礎の話か、ついにいいかげんロールプレイの話か。長くなるのでまたあとで。プリムの話はどこで最初に触れるべきか本当に悩んだけど結局ここで書いてしまったか。

2011年8月3日水曜日

Second Lifeのシステム-土地情報編

バーチャル不動産王だの、レンタル業で大もうけだの、バーチャル土地ころがしだの お金儲けの一端として取り上げられがちだった、Second Life(以下、SL)の土地についての情報をこのエントリに記す。わからない単語が出てきた時ははじめのエントリを参照していただくとわかる場合もある。なお、土地の購入・維持には基本的にプレミアムアカウント(定額課金)が必要となる。ユーザーの運営する業者からのレンタルを頼りにする場合はこの限りでない。アカウント・課金の詳細については前エントリ Second Lifeのシステム-基本編 をお読みいただきたい。

●エリアレーティング
SLの世界を構成する、それぞれのSIM(simulatorの略。regionとも呼ばれる。エリア、地域。1SIMの広さは 256×256m =65536㎡)は独自のレーティングを持っている。その種類は3つ。

PG
(Parental Guidance)=General
もっ とも制限が厳しいSIM。"お子様にも安心です"とされる常識、ルールが適用される(といっても、SLをプレイするには18歳以上であることが必須の条件 なのだが。ティーンには専用のワールド、Teen Gridが用意されていた・・・・・・のだが廃止されたそうだ。2011年8月1日修正。ティーンが入場可能なのはPGのみ。)暴力、性を扱うコンテンツは特に厳しく取り締まられる。企業の キャンペーンSIM、大学など学術団体の所有するSIMはこのレーティングが多い。混み合ったPGエリアで裸体で銃を持って暴れまわれば、最悪ものの数分 で10件以上の迷惑レポートを送信され、即ban(ゲームからの追放)となることも大いにありうる。
現在、新ビューワ Viewer2.0の導入に伴い、名称がGeneralに変更されつつある。

Mature=Moderate
かつて成人向けとされていたレーティングだが、後述する新レーティング"Adult"の登場により、こちらが最も"ふつう"のランク付けとなった。性や暴力表現もある程度なら許容される。
現在、新ビューワ Viewer2.0の導入に伴い、名称がModerateに変更されつつある。

Adult
成人証明(公式サイトでの免許証、パスポート情報などの登録)が済んでいないユーザーは立ち入ることができない。文字通り、あなたの想像するような"アダル ト"な目的のプレイがなされ、アイテムが販売される場所として使用される。激しいエロティックな行為、もしくはバイオレンスロールプレイが行われる場所 や、装着型の性器、巨乳、付け乳首などが販売されるショップはこのレーティングでなければならない。アダルトな用途とは無関係に、素性のわからない人間を入れない"強力な人払い"としてこの レーティングを課しているSIMも存在する。

とはいえ、SL内に存在するSIMは、Linden Lab.が最初から用意している公式の土地(mainland/メインランド)+ユーザーが購入し、月課金を払って維持している個人 SIM(private island/プライベートアイランド)と合わせてその数は膨大。誰かが土地を新規に購入するたびにSIMは増えていく。すべてをチェックすることなどできない実情と、上記レーティングの差を正しく理解してい ないユーザも存在することから、多少のカオスが発生している。


例。 ケモノ姿のアバター(furry)にいわゆる"ぶっかけ"の視覚効果を追加するアイテムを販売するお店。本来なら、Adultエリアになければならない が、Matureの地域で見かけた。ちなみに 喜んでいいのか嘆いていいのか、Hentai界隈の知識が豊富な海外勢にはbukkakeでふつうに意味が通る。


このほか、土地(simであれ、simの一部を切り取った小区画=parcel)の所有者は、以下のような設定を所有地に対して行うことができる。
・土地の編集(地面の高さの変動など)権限
・飛行権限
・アイテム生成権限
・アイテム設置権限
・スクリプト実行権限
・落下・衝突などによるダメージのある・なし
・土地に流すストリーミングラジオ、メディアの設定
・push許可/不許可(注4)
・土地への進入許可(注5)
など

注4:他の住民を突き飛ばす行為・・・・・・相手を1億mぐらい吹っ飛ばせる武器と言うのがこの世界にはある。アバター同士には当たり判定があり、どすどす他人にぶつかることは失礼とされている。突き飛ばす行為も同様だ。
注 5:さらに細かく、成人登録していないユーザーの入場を禁止する、課金情報を登録していないユーザーの情報を禁止する、指定したグループに所属している ユーザーの入場のみを許可する、入場料を取る、ホワイトリスト・ブラックリストを使用して個人ごとに入場を許可/禁止する設定が可能。ただし、前者2つ (成人と課金登録)以外の入場制限は、高度50m以上の空間には効果がない。

さらに、SIMにはレーティングとは別に、土地の成り立ちの異なる2種類のSIMと、機能の異なる3種類のSIMが存在する。こちらを先に書くべきであったか。SIMまるまるひとつのサイズは前述したとおり、256×256m =65536㎡である。

■SIMの成り立ち別分類
1)mainland(メインランド)
Linden Lab.が最初から用意しているマップ。Lindenがつぶれない限り存在するというメリットがあり、購入費 用が安いが、維持費はLinden Lab.に支払う必要があるので、プレミアムアカウントを所有していない場合はレンタルに頼るほかない。すべての居住可能なSIMはfull sim(後述の■SIMの機能別分類を参照)である。ほぼ必ずほかのSIMと隣接しており、隣の派手な建物のせいで景観が台無し、というケースは非常に多い。すでにほとんどの場所は誰かの所有となっている。さらに、マンションで言えば角部屋にあたる、隣が海の地域は値段が跳ね 上がる。こまめに売り情報をチェックしてもなお、希望の位置・名前・価格のそろったSIM全体を買うのは難しい状況にある。
参考リンク:メインランド価格および手数料 (公式サイトより)

2)private island(プライベートアイランド)
resident(ユーザー)が所定の金額をLinden Lab.に支払って用意してもらう、自分専用の個人所有SIM。他人のどの土地とも接していない完全な独立空間を得ることができる。プライバシーが確保され、設定も自由自在。また、他のSIMと重複していない限り、自由な名前をつけることができる。購入できるprivate islandは、機能別に3種類用意されており価格が異なる。後述の■SIMの機能別分類、もしくはSecond Life公式サイトの プライベートリージョンの価格 を参照していただきたい。

■SIMの機能別分類
価格はprivate island =個人所有SIMを買う場合のもの。
1) full sim (別名full region。フルシム、フルリージョン)
最も標準的で、最大の機能を 持つSIM。サーバのCPU1つあたり、2つのfull simを稼動させる。にぎやかな商用地、ロールプレイエリア、大量のスクリプトを稼動させる目的の地域、バーチャルコンサート会場運営などを行うならこの SIMを使わないと苦しい。入場できる人数の最大は100名。設置できるprim(primitivesの略。これについても説明しないとなぁ。SL内の あらゆるオブジェクトを構成する最小要素となるブロック。)は15000。
価格: 1000ドル(約77500円) 月の維持費:295ドル(約23000円) 最大prim数:15000 最大収容人数:100人

2)homestead (ホームステッド)。
パワーをfull simのおよそ1/4にセーブしたSIM。ライトな使い方に向いている。金銭的に余裕のあるユーザがhomesteadを丸ごと買い、静かな孤立した自分 だけの城を作ったり、本店用SIMとして用いたりすることはよくある。ただし、"homesteadを買うには、すでに1つ以上のfull simを所有していなければならない"という厳しい購入条件がある。このため、homesteadだけがほしいユーザは、full sim を所有している不動産業者から、"個人的に"土地を購入する必要がある。支払いを巡るトラブルが起こる可能性があることは念頭においておかなければならな い。地主が支払い不能になって逃走→すべてのsimが稼動停止・消滅→一夜にして家なし、店なし になることもSLでは日常茶飯事。不動産業者はL$での支払いを認めている場合も多い。
価格:375ドル(約29000円) 月の維持費:125ドル(9600円) 最大prim数:3750 最大収容人数:20人

3)openspace (オープンスペース。別名void sim、環境sim)

さらに機能を絞ったSIM。full regionの周囲に配置し、森や海原を表現するのが主な目的。こちらもhomesteadと同じ購入必須条件があるため、同様の制限とリスクが存在する。homesteadの項目を熟読されたい。
価格:250ドル(約19000円) 月の維持費:75ドル(約5800円) 最大prim数:750 最大収容人数:10人

筆者は1年半ほどHomesteadを一般ユーザから購入し、所有していたことがある。家賃はL$23000/月の仮想通貨支払いで行っていた。これはかなり安いほうだと思う。日本の土地レンタル業者だと購入が30000円、維持費が12000円/月ぐらいが普通か、と思われる。誰もいない世界に一人でぽつんとしていたくて、ただそれだけのために持っていた。客を招いたことは1回しかなかったと思う。



暑くて疲れた。続きは元気が復活してからまた書きます。7/29少し追加。8/3新エントリとして移動。8/17やや記述を整理。
次のタスク:ものづくりの仕方と、各種設定(edit)できる世界の特徴については書いておかねば。
土地は上空も土地って言う話も。スカイボックスはいいものだ。このあたりは別エントリーで書こうとおもう。

2011年7月18日月曜日

Second Lifeのシステム-基本編

このブログはLinden Lab.の開発・運営する仮想世界(メタバース、metaverse)Second Life(セカンドライフ、以後SLと略す。よほどのことがない限りカタカナでは記さない)を体験していない/する気がない層を読者として想定しているにもかかわらず、この世界がどのようなシステムを持っているのかをほとんど説明していなかった。今月書くエントリ群は、SLのシステム周りをテーマにしていこう。

現在SLはWindows/Mac OS/Linuxに対応している。ゲームクライアントのことはviewer(ビューワ、この辺の単語はカタカナをメインで記すことが多いかもしれない)と呼ばれる。公式のもののほかに、さまざまな機能を追加したサードパーティビューワもいろいろある。さらにSLのソースコードはオープンソース化されているので、OpenSimAvination のような、SLとそっくりだが、別モノのメタバースもある。2つ以上のSL系メタバースで同時に住人として活動、あるいは商業活動をしているプレイヤーも多い。

話をSLのみに戻す。

●費用
SLのクライアントダウンロードと、基本プレイ料金は無料となる。
※以前(2004年以前)はワンタイム課金式で、アカウント作成時に$9.95$の費用が発生した。
アカウントを新規に作るたびにお金がかかる仕組みだった。

●課金
課金プランは大きく分けて、2種類存在する。

basic(ベーシックアカウント)
メリット:
・完全無料
デメリット:
・土地の購入不可(注1)
・Linden dollars(L$、ゲーム内通貨)を得る手段がない(注2)
・不具合がおきてもサポートを受ける資格がない(注3)

注1:プレミアムアカウントを持っているユーザの所有する土地を譲渡されたり、借りたりすることはできる。"お金があれば。"
注2:ワールド内で仕事やアルバイトをすれば稼げる。貢いでもらうことも可能だろう。現金で直接L$を購入する手段もある。
注3:迷惑行為などの通報(abuse report)はできる。

premium(プレミアムアカウント)
メリット:
・Linden Labから土地の購入・所有が可能
・512㎡までの土地は維持費なしで所有し続けられる
・Adult地域への出入りが許される
・毎週1回、所定額のお小遣い(stipendと呼ばれる)が支給される(注4)
・不具合に対するサポートを受けることができる(アイテム消失、土地設定の問題など)
・現在特典強化が図られている。月替わりギフト、プレミアムアカウント専用sandboxなど。 参考;New Premium Membership Features (公式サイト)

注4: 一般的にstipendはL$300/週。だがかつてはそれ以上の額が支給されていた。今でも、古いアカウント所有者がプレミアムへのアップグレードを行うと、当時と同じstipendの額が毎週支給される。

デメリット:
・お金がかかる
課金額は月払いだと9.95ドル/月(だいたい785円)、 3ヶ月まとめ払いだと22.50ドル/3ヶ月(だいたい1777円) (=7.50ドル/月)、1年分まとめ払いだと72.00ドル/年(だいたい5685円)(=6.00ドル/月)
※だいたいの日本円換算額は2011年7月18日午前10時現在のもの
・クレジットカード、またはペイパルのアカウントを持っていなければ課金の支払いは不可能

●仮想通貨Linden dollar
Linden dollar(リンデンドル、以下L$)は、ビューワの右上「BUY L$」のボタンを押すことで、いついかなる時でも、現金によって購入することができる。当然ながらこの方法はクレジットカード情報の登録が必須となる。購入したL$はすぐさま残高に反映される。引き落としは各クレジットカード会社の所定日に行われる。公式サイトからの購入も可能。
先ほど試してみたところ、現在1000L$はおおよそ4.1ドル(約324円)の模様。SL内のヘアスタイルや衣服といったファッションアイテムの平均価格は100~400L$ほど。

クレジットカード情報をLinden Lab.に渡すのが心配でたまらない、耐えられない、と言う場合には、日本語対応の換金業者がいくつかあるので、これらを頼るのが安心だろう。

仮想通貨とはいえ、L$はアメリカドルへの変換が可能となっている。ただし手数料が発生する。これを日本円にする場合、さらに為替の影響を受ける。現金に換える時は、どうやっても多少目減りする仕組みとなっている。

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2011年8月3日追記:ここ以降に記述していた土地に関する情報は、新たなエントリ"土地情報編”を設け、そちらに移行しました。長くなりすぎましたので。
間違いがあったらコメント欄で訂正をお願いいたします。

2011年6月15日水曜日

ワールド内の謎の流行

次はGoreanやロールプレイの話を書く、と言ったのに実行しない。気分次第でどんどん予定の変わる不定期更新。

Second Lifeには、現実世界や、他のバーチャルワールド、ソーシャルゲーム、アバターチャット、MMORPGではありえない謎の流行がいろいろある。

たとえばガスマスク。
2011年の今ではさほどの勢いはないが、昔やたらはやっていた。punk、grunge(薄汚れストリート系?)、emo(サブカル厨二系?)、post-apoc(北斗の拳とかFallOutの終末系)、cybergoth(その名の通りサイバー系+ゴス)なんかのお店には必ずガスマスク完備。ログインするとガスマスク男女が大量にいた。

2004年、筆者がSL生活を始めた頃はライトセイバーキットがやたらとはやっていたっけ。高く結い上げた髪、豪華なドレスに赤いセイバーを持った貴婦人と蒼いライトセイバーをぶんまわしながら飛ぶ半裸のマッチョ天使が空中で切り結ぶというような、異様な光景がよく見られた。

商品ではないけれども、今はやっているのはガチャガチャかな。Gachaでふつうに通じる。ヘアバンドとか、靴とか、シークレット2種入り全13種、1回まわすの30L$ のような感じで気軽に試せる。日本のユーザーが始めて、そこからファッション関係のお店を中心に流行が始まったのだったはず。各店舗が期間限定ガチャガチャプライズを用意して行われる、ショッピングモールのガチャフェスティバルが開催されたりもする。


Second Life Marketplaceと言うサイトがあって、これは公式巨大通販カタログみたいなもの。inworldのお店で商品を買うこともできるけれど、こちらに登録している商品は、サイトにログインするだけで購入が可能となる。買った品物はSL内で、指定のアバターにオンラインだろうがオフラインだろうが、自動で届けられる。このサイトを眺めていると、思わぬ流行の兆しを目にすることができる。

けれども、SLを遊ばない方にとっては、ワールド内の流行をつらつらと語られてもつまらないと思うので、当初書く予定だった話題とは外れてしまうが、SL Marketplaceで見つけた爆笑商品のリンクを貼ってお見せしたい。ログインしないと見られなかった気がするので、キャプチャ画面でお届け。見てお分かりの通り、SLは著作権的にデンジャーゾーンでもある。その話もそのうちしたい。いつになるかは不明。


もっさん


モルボル

つけすね毛(姉妹品でつけ尻毛などもある)

2011年6月10日金曜日

アバターの種類とか

あとで画像順番にはろう

↑人間型
ふつうのアバター。ファッションや趣味嗜好はさまざま。欧米人のアバターは2mを越すこともざらの大型スーパーモデル型。男はマッチョ。南米人の女性アバターは例外なく巨尻、日本・韓国の女性アバターは160cm以下で少女のような容姿、白い肌をしていることが多い。男性はスマートで繊細な感じ、イケメン風に落ち着くが、これは海外勢から見ると"受け"キャラ、femboi(男の娘まではいかないが中性的ななよやかな少年)に見える。
上の画像は平均的な欧米人ユーザの作るアバター。

↑mech、cyber
メカ。サイボーグからロボット、非人間型メカも。コアなロールプレイヤーが比較的多いように思う。広義にはぜんまい仕掛けのドールアバターなどもここに入るか。

↑furry
獣人。二足歩行ではあるものの、獣の要素が非常に高い。全身が毛皮やうろこで覆われており、肉球、ひげ、鋭いつめなどが付いている。furryには独自の大きなコミュニティがあり、ふつうの人間アバターで行くと少し気まずい。逆にfurryをドレスコードの禁止リストに入れ、獣人の出入りを禁止するエリアも存在する。
S.L.A.R.F - Second Life Avatar Review Files Furryアバター専門のレビューサイト
Furry Japan in Second Life 日本人furryコミュニティ

feral
完全四足の獣の形態をしたアバター。数は少ないがロールプレイエリアで名キャラクターとして活躍している場合も。アバターは基本裸体でうろつくことは良くないとされているため、獣だから裸で当たり前、のferalの扱いについては混乱がある。ちなみに上記のfurryが素っ裸でいれば、ど変態か非常識の烙印を押されかねない。

anthro
獣人。こちらは人間の要素が強いもの。美少女+ウサ耳など。人間の素肌を持つ。


neko
anthroの中で最も古く、最も個体数の多いジャンル。ゴシック、パンク、emo(内向的で夢見がち、時には自傷も好み、特定の音楽、文学に傾倒し一人でうずくまって何かを考え込んでいる - 海外の中二病みたいなもの?)スタイルの少年少女アバターに、ネコ耳としっぽがついている。2005年にはすでにnekoはいた。なぜ日本語なのかは筆者にもわからない。これの狐バージョンkitsuneもそこそこいる。


↑tiny
超小型アバター。アバターの人間型のボディモデル(シェイプと呼ばれる)を強引に押しつぶし、小さな個体に見せるための着ぐるみを着ている。動物が多い。ラグなど、何かの拍子に中身が飛び出して見えてしまうことがある。最近では別の技術をつかったmicroと呼ばれる小型アバタータイプも見られる。いずれにしても、一般アバターと比べてかなり小さい(右画像参照)。ふつうの家具や建物ではサイズが合わないため、自然tinyたちは独自のコミュニティ、独自の居住空間を作り出してまとまって住む。

以下はサブジャンルのようなもの。こんなものもあるよ、と言う一例。バリエーションは数限りない。
mermaid、merman、merfolk
人魚。SLではふつうに空中を泳ぐ。設定を徹底させ、水中庭園に暮らすものもいる。

elf
urban elfと自称するものも。ファッションはリアルクローズ系、でもエルフ耳。軽い変身願望をかなえるものなのか。顔にピアスをしているアバターが多いように思う。ファンタジー世界のロールプレイヤーとしての本格的なエルフはまた別にいる。

faun
ヤギ耳、ヤギしっぽ、逆関節のけもの足(digi legs)、時々角も。なぜか海外のおしゃれブロガー女子の間で妙にはやっている。

↑child avatar
家族プレイを楽しむ人たちの中で、子供の役をする者。児童ポルノ問題があってから、いらぬ誤解をされることもある。プロフィール欄には、「私は大人です。家族のロールプレイのために子供でいます」と注意書きをしている場合が多い。SLのアバターシェイプにはいろいろと難があるので、子供アバターを作ろうとするとどうしても奇妙なバランスになりがち。

妊婦
常に妊娠しているアバターもいる。出産、子育てセットのようなものも売り出されている。知らないうちに出産してママになっている。しかし目を離しているとまた妊娠している。

↑persocom
最近はじめて出会ってびっくりしたアバタージャンル。マンガ・アニメ『ちょびっツ』の人型パソコンを模したアバターたち。例外なく少女。
あなたや私が思っている以上に多くの台数? がいる。ケーブルがついている(はみでている)個体も見かける。

アニメヘッド
かぶりものによってアニメ風キャラクターを再現する。右、ワールド内で実際に売られている商品のpop。LはLinden dollarの略。1L$はだいたい0.4円。


↑非生物型
イキモノの姿ではない。画像はババロア(筆者私物、友人作成、非売品)。歩くとぷるぷる揺れる。このタイプのアバターは数は少ないが、たまに歩く椅子、人魂、動く看板などに出会うことがある。

エロとカジノ のエロの方

Second Lifeがブーム(笑)になったころ、「どこへ行ってもエロとカジノだらけ」という紹介がなされていた。事実そうだった。今はもうそれほどでもない。賭博性の強いゲームシステムは大方が禁止され、エロは児童ポルノ問題[ITmediaのニュース]以来ある程度厳しくなった。現在SIMはPG(全年齢・学校機関、公共機関向き)、Mature(アルコール、性表現などを許容する通常地域)、Adult(ある程度以上の強い暴力、性表現、薬物使用表現を含むコンテンツ向け地域)に分けられ、Adult SIMにはパスポートなどで年齢認証を行ったユーザのみのアクセスを許すようにルール付けられた。

賭博ゲームはないわけではない。しかし好んで探さない限り一般ユーザの目に触れることはないだろう。
しかしエロは健在だ。ショッピングモールになぜか股間と乳首が光り輝く裸体の女性が仁王立ちしていることなど日常茶飯事。アダルト系のショップに行けば、アバターをよりリアルに、セクシーに、時にはグロテスクに演出する付け乳首、付け性器、付け巨乳が販売されている。どこの御神体かと見まがうような宣伝用巨大陽根が看板代わりに店の前にそそり立っている。しかもご丁寧に定期的に液体を噴き出す。

人形同士でエロをやって何が楽しい、そう思う方も多いだろう。しかしそう思わない人もまた数多い。サイバーセックス、チャHなどと呼ばれるものを好む層は、それに加えてアバターが仮想空間で絡み合う様を見て、さらに深く行為を楽しむことができるようだ。ボイスチャットを併用するものもいる。昔はやったテレホンクラブをほうふつとさせる。

その場限りのバーチャル性行為を楽しむのではなく、ロールプレイエリアでキャラクターとして、ストーリー上の流れの一つとして事に及ぶ場合もある。この場合は、ロールプレイ愛好家であるということが、バーチャルセックスを是とする立場にあるということより上位に来る。ロールプレイを行ううえで必要とされているから、性行為を行うのだ。セカンドライフの中ではロールプレイングゲームも盛んで、ファンタジー、終末系(北斗の拳やFallOutシリーズのような post-apocalypse)、SFといろいろな設定のSIMが存在している。ロールプレイについてはいずれ詳しく紹介したい。

また、いわゆるセクシャルマイノリティや、特殊な嗜好を持つ人々、マニアックな行為を愛する人々の活動はなかなかに活発だ。以前住んでいた借家の両隣は、かたやアルゼンチン人のSMカップル、かたやドイツ人のSMカップルだった。何気なく隣を見やるとプレイが始まっており、「おう!お前も参加するか?」と明るく声をかけられたりして参ったものだ。同性愛はもう当たり前で取り上げるほどのこともない。ヌーディストビーチ、ストリップクラブ、緊縛・拘束、乱交大会、両性具有、ミストレスとそのペットの鎖つきお出かけ、フェムドム[Wikipedia]、Gorean(ジョン・ノーマンの惑星Gorシリーズの世界観)、エロ学生&女教師モノ、触手エイリアンレイプ、痴漢だらけの電車、"エスコート"と呼ばれるバーチャルデートクラブ(もちろん性的サービスつき)、列挙するのがいやになってきた。とにかく性的ファンタジーを充足させる場所は、今も元気に、山のようにあるのだ。次はSecond Lifeの裏人気コンテンツともいえるGoreanについて書いてみるつもり。

こちらのサイトのSLエロSIM案内が簡潔にしてわかりやすい。記事自体がだいぶ前のものなので、画像もやや古めになっている。Goreanのルーツとなる惑星ゴル、半地球シリーズの軽い説明もある。
http://homepage3.nifty.com/yuki_nanotabi/secondlife_sim/



性的ファンタジーを仮想世界で実現まっさい中の例。ちなみにここは一般ユーザも多く訪れる普通のブティックなので、この姿で現れるのはあまり好ましいとはいえない。
リンク

2011年6月9日木曜日

画像でみるSecond Life

自分の記録用に撮影していた画像を紹介させていただく。

kakkoii RP sim(name forgot - help me!) [e u r o p a] 4

Second Lifeは空と水、光源の設定をかなり細かく自分でいじれる。夕暮れがすきならどこに行ってもずっとそのままにしておける。北向きの青い太陽を出しっぱなしにし、ネオンカラーの雲海を流すこともできる。一方で影の描写は他の3Dゲームに比べるとかなり力不足。いたずらにFPSを下げる要因にしかならないため、影をオンにしたままプレイする者はほとんどいない。上の画像では、左は影あり、右は影なし。影なしの風景は見ようによっては間抜けなのだが、それでも あちこちの紹介記事に載せられていたやる気の入っていない画像より、現在のSLはかなり美しい世界になったということはおわかりいただける と信じたい。ほかの画像は以下のURLに置かれている。
http://www.flickr.com/photos/estella_thereian/sets/72157603425890317/


もちろんハリボテのような、数年前レベルのごみカオスな景観の場所も多い。どこまでも玉石混淆の世界だ。


筆者のアバターは furryと呼ばれる獣人の姿をしていることが多い。以下は自分のfursona(fur+persona)のおしゃれ記録。
DERP ridgeback lolly bunny
ほかの画像は以下略
http://www.flickr.com/photos/estella_thereian/sets/72157603421424514/

SLにはファーリー・ファンダム(擬人化動物愛好)[Wikipedia記事]趣味の人間が相当数いる。日本の「ネコミミ萌え」や「ケモナー」に近いものから、獣人同士のハードな性愛表現を追い求めるものまでその愛好の幅も広い。キツネやネコから、トカゲ、カエルと種もさまざま。ケモノ系のアバターは全身毛皮のある動物だけとは限らないため、anthroという表現をすることもある。しかしこちらは人間の姿形に動物の耳、尾、角、羽、足などが付いているケースが多い。一体で複数の動物の特徴を持つキメラ(ウサギとネコのcabbitなどがいい例)も多い。筆者自身がfurryを好むのは、等身大のぬいぐるみを着せ替えさせるのが楽しいから、それだけだ。ファッションパンクみたいなもので、しっかりとしたこだわりがあるわけではない。そのため、真剣なfurryたちのコミュニティからは距離を置いている。不真面目な獣の存在は彼らにとって失礼だし、"お付き合い"を申し込まれてもこちらも困ってしまうからだ。

アバターの地位

ソーシャル/ワールドシミュレータであるSLは、MMOゲーム同様、―ラダー上位の強兵、巨大ギルドの頭目、晒しスレの常連―のような、 アバター(≒キャラクター)の地位と評判というものがある。新作を次々と発表する人気ブティックのデザイナー、美麗景観SIM群を持つやり手のランドロード、現実世界の名勝を再現するバーチャル建築家、活動の場を仮想世界に求めたアーティストなどなど。よきにつけあしきにつけ、実績から生まれる地位は、その人自身が得たものだ。その点では現実とあまり違いがない。

しかし、現実の価値付けとはまったく異なる地位と言うものもある。「有名デザイナーやクリエイターの知り合い」という地位は、たびたびSL内でさりげない自慢の種とされるが、現実での「大社長とのコネがある立場」とはぜんぜん違う。SL内デザイナーは"レビューコピー"や"プレリリース"、"ティザー"などの名目で、新製品をSLアルファブロガーや、宣伝してくれる可能性がある友人知人にただで配布することがある。リアルマネーがバーチャル経済に絡むSLでは、現金を費やして買わねばならぬアイテムを"堂々とコジキできる"、という地位は羨望と嫉妬の対象となる。ここはまことフシギな世界なのだ。

また、電通の宣伝戦略によって一時的に 少しだけ起きかけたような気がしないでもない程度には話題になった、2006年末~2007年の、日本でのSecond Lifeブーム以降は、「古参であること」を優れた地位の一つとしてアピールする層も現れた。これはばかげている。昔はさー、で始まる昔語りは現在のユーザに何の利益も与えない。俺のほうが昔からいるのだから影響力、発言力が大きいのは当たり前のことだ、とでも言わんばかりの態度が、実際どのような効果を生むのか。「古参の知り合い」は「有名デザイナーやクリエイターの知り合い」にすら匹敵しない、まったくもって意味のない、くだらないものでしかない。だいたい古参が偉いなら、この筆者こそが頂点に立っていなければおかしいではないか。経験値もレベルも何もないこの世界で、プレイ歴が長いことには大した意味はない。メタバースの進化と共に歩んできた、といえば聞こえはいいし、それはそれでいい経験ではあるが、大抵の人は「そんな前からやってたなんてよっぽど暇だったんすね」と思うだけだろう。

実は古いアカウントには1つだけメリットがある。週に一度与えられるL$のお小遣い(stipendと呼ばれる)が、新しいアカウントよりも多いのだ。プレミアムアカウント(課金プラン -USD 9.95/月、22.50/3ヶ月、72.00 /年)だと毎週500L$。新しいアカウントだと300L$。ベーシックアカウント(無料プラン)だと毎週50L$。新しいアカウントは0L$。こづかい以外のメリットなんて一つもない。古参を自慢する人はバーチャル老害でしかない。間違いない。

よく考えたら上記の点はメリットでもなんでもない。当時は1アカウントを作るのに9.95ドルが必要だったのだ。自分のミスが原因で、2アカウントも作ってしまった。バーチャルマネーのお小遣いをたくさんもらっても、やれアカウント作成だやれプレミアム年課金だと課金をしこたま払っているのだからお得感など沸いてこない。

今はプレミアムも止めた。楽しい無料生活中。

はじめに

ずっと前から書こうと思っていた、真のSecond Lifeの姿についての記事を、このブログに少しずつアップしていこう。筆者は2003年末に作った第一のアカウントをパスワード紛失によるログイン不能を理由に放棄。以後プレイをしばらく投げ出していたが、2004年6月に取り直した第二のアカウント"Estella Thereian"で不定期プレイを続行中。おそらく最古の日本人プレイヤーの一人だと思う。名前はUltima Onlineで使用していたキャラクターの名前。今まで3人の人間にアバター名だけで正体を当てられた。

■Second Lifeとは
メタバース(metaverse、仮想世界、仮想社会)の一つ。以後SLと略す。詳細についてはWikipediaのエントリを参照されたい。仮想通貨Linden dollar(以後L$と略す)とUSドルのやり取りができる点が特徴。課金感覚で現金からL$を補充したり、ゲーム内で(※)得たL$を現金に変換し、収入を得ることもできる。

※SLをゲームとするか否かでは、時折議論が起きる。ここでは"楽しめるもの"はゲームの一種といって差し支えなかろうという筆者の個人的考えからゲームと単純に記した。SLはオンラインゲームに似た点も多いが、3Dアバター付きソーシャルワールド、ワールドシミュレータとして考えたほうが実情に近い。

■SLでよく使われる用語 (思い出したら追加)
grid(グリッド) - ゲームワールド全体のこと。MMORPGでいうならばワールドサーバー。SLには世界は"1つ"しかない。
sim(シム) - simulatorの略。grid内に無数に存在するエリア、zone一つを指す。regionとも。SLではsim一つに1つのサーバーマシンが割り当てられる-と言うのが原則だったが今はそうでもない。1台で4~16の地域を制御している場合も。
parcel(パーセル) - simをさらに分割した一区画のこと。sim全域を購入・所有・維持するのが困難な住人は、parcel。
inworld(インワールド) - "ゲーム内"。 ゲーム内オブジェクトは inworld object。ハイフンは使わなくてよい。
resident(レジデント) - プレイヤー(キャラクター)。SL世界の住民。
rez(レズ) - worldにモノを現出させたり、配置する行為のこと。昔のCG映画「Tron」で使われた単語"resolution"から来ているとかなんとか。(Rez- Tron Wiki

■これから書こうと思うこと
SLの基本機能(ものづくりの仕方、土地の維持など)
クリエイター/商売人の生活実録レポート
ロールプレイ
フェティシスト/マニアの楽園としてのSL
まだ生きている日本産official系SIM
コピーライト問題
アバターの地位と知名度
アバターの役割
アバターのタイプ
日本人residentのカフェ文化
飛行できる世界、空の活用
ハントの流行
フェア、チャリティ
モノが劣化しない世界、セール