2011年6月9日木曜日

はじめに

ずっと前から書こうと思っていた、真のSecond Lifeの姿についての記事を、このブログに少しずつアップしていこう。筆者は2003年末に作った第一のアカウントをパスワード紛失によるログイン不能を理由に放棄。以後プレイをしばらく投げ出していたが、2004年6月に取り直した第二のアカウント"Estella Thereian"で不定期プレイを続行中。おそらく最古の日本人プレイヤーの一人だと思う。名前はUltima Onlineで使用していたキャラクターの名前。今まで3人の人間にアバター名だけで正体を当てられた。

■Second Lifeとは
メタバース(metaverse、仮想世界、仮想社会)の一つ。以後SLと略す。詳細についてはWikipediaのエントリを参照されたい。仮想通貨Linden dollar(以後L$と略す)とUSドルのやり取りができる点が特徴。課金感覚で現金からL$を補充したり、ゲーム内で(※)得たL$を現金に変換し、収入を得ることもできる。

※SLをゲームとするか否かでは、時折議論が起きる。ここでは"楽しめるもの"はゲームの一種といって差し支えなかろうという筆者の個人的考えからゲームと単純に記した。SLはオンラインゲームに似た点も多いが、3Dアバター付きソーシャルワールド、ワールドシミュレータとして考えたほうが実情に近い。

■SLでよく使われる用語 (思い出したら追加)
grid(グリッド) - ゲームワールド全体のこと。MMORPGでいうならばワールドサーバー。SLには世界は"1つ"しかない。
sim(シム) - simulatorの略。grid内に無数に存在するエリア、zone一つを指す。regionとも。SLではsim一つに1つのサーバーマシンが割り当てられる-と言うのが原則だったが今はそうでもない。1台で4~16の地域を制御している場合も。
parcel(パーセル) - simをさらに分割した一区画のこと。sim全域を購入・所有・維持するのが困難な住人は、parcel。
inworld(インワールド) - "ゲーム内"。 ゲーム内オブジェクトは inworld object。ハイフンは使わなくてよい。
resident(レジデント) - プレイヤー(キャラクター)。SL世界の住民。
rez(レズ) - worldにモノを現出させたり、配置する行為のこと。昔のCG映画「Tron」で使われた単語"resolution"から来ているとかなんとか。(Rez- Tron Wiki

■これから書こうと思うこと
SLの基本機能(ものづくりの仕方、土地の維持など)
クリエイター/商売人の生活実録レポート
ロールプレイ
フェティシスト/マニアの楽園としてのSL
まだ生きている日本産official系SIM
コピーライト問題
アバターの地位と知名度
アバターの役割
アバターのタイプ
日本人residentのカフェ文化
飛行できる世界、空の活用
ハントの流行
フェア、チャリティ
モノが劣化しない世界、セール

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